すぐに事業資金が欲しい!そんな時はファクタリングがある

「資金繰りが厳しい」、「キャッシュフローが悪い」、「でも銀行の融資は難しそうだ」

全国の頑張っている中小企業の会社の社長さんたちが頭を悩ませているのは、やはり毎月のキャッシュが足りない、もしくはギリギリということではないでしょうか?

・社員の給料分は確保しなければ
・倒産だけは何としても防ぎたい
・家族のためにも何とか乗り切りたい

この不景気でしんどい目に遭っているのは、やはり真面目で社員思いの中小企業の社長さんたちです。計画倒産や夜逃げ同然の辞め方をする会社のニュースも時々耳にしますよね。

そういう悪質な会社の社長たちもいれば、あなたのように最善を尽くして経営にあたり、精一杯資金調達に走る真面目な社長さんもいます。

そのような悩める誠実な社長さんたちの資金繰りの解決策として、また当面の資金調達の優れた方法として、ファクタリングというサービスについて、このサイトではご紹介しています。

ファクタリングとは何?どういう仕組み?
そのメリットとデメリットは?
怪しいやり方ではないのか?
など、ファクタリングに関係する疑問にお答えし、とにかくわかりやすく解説しています。

このファクタリングに関する情報が、資金調達を考える経営者、社長さんたちにとって資金難を乗り越えるためにお役に立てれば幸いです。

目次

ファクタリングとは?わかりやすく解説

ファクタリングやファクタリングサービスとはそもそも何か?ということですが、これは簡単に言うと取引先から支払ってもらう前の売掛金を、買取ってくれるサービスのことなんです。

ファクタリングとは売掛金を買い取ってくれるサービス

企業間での取引は基本的に現金払いではなく、掛け売りで行われていますよね。

たとえばあなたの会社が何かの商品を取引先の会社に納品しました。しかしそこですぐに現金をもらえる訳ではなく、請求書を発行し、そして約束している期日にお金が振り込まれることによって、初めて売掛金の回収となる訳です。

ファクタリングの仕組み

そして多くの場合、売掛先からの売掛金の回収までには時間がかかります。各取引先の会社との約束や契約によりますが、商品を納品した月の翌月や翌々月といった場合があります。

ですから実際に現金化されキャッシュが入ってくるまでにはタイムラグがあります。これが経営者には時にキツク感じることがありますよね。売ったのにお金が入ってこないという。

それでファクタリング会社がその当面の資金難の手助けをしてくれるという訳です。売掛金を買い取って、即現金化してあなたの会社に送金してくれるからです。

売掛金を買い取ってすぐに現金化してくれる

たとえば、あなたの会社が取引先のA社に売掛金が500万円あり、2か月後に支払われる予定だとします。

しかしその2か月の間にどうしてもまとまったキャッシュが必要になりました。しかし、銀行の融資も厳しそうなので困っている。

ファクタリング会社はその売掛金の500万円を買い取り、一定の手数料を引いた額をあなたの会社に振り込みます。これで当面の資金繰りが楽になり助かります。

そして2か月後にA社から予定通り、売掛金の500万円の振り込みがありました。あなたはその500万円をファクタリング会社に送金します。

これで終了です。

銀行の融資やビジネスローンとどう違う?

次にファクタリングと銀行の融資、またはビジネスローンとの違いについてご説明いたします。

銀行の融資やビジネスローンは、あなたの会社の返済能力が問われることになります。メガバンクと地方銀行などによって違いはありますが、それぞれの審査基準やポイントがありそれに通過すれば融資という形になります。

銀行

その場合は事業内容、決算報告書、社長の信用情報などが重点的にチェックされることになります。

基本的なチェックポイントは以下のようになります。

事業内容
業種、業態、取引先、事業年数、従業員数など。事業年数が長ければ長いほど信用度は上がりますし、過去に銀行と取引した実績なども加味されます。今後成長が見込める業種や業態なのかなどもチェックされることになります。

決算報告書
貸借対照表(BS)、損益計算書、キャッシュフロー計算書などの事業の経営状態を細かく見られることになります。また税務申告書などもチェックされますし、直近の3期分の決算書を用意するように求められることが多いと言えます。

社長の信用情報
税金を滞納していないか、他社や他行からの借り入れがないかなどチェックされることになります。銀行の融資は担保や保証人が必要になってきますが、ビジネスローンはそれらが必要ありません。しかし社長自らが連帯保証人になるため社長の信用情報は重点的に見られます。

このような審査を経て融資が決まった場合は、毎月の返済計画に基づいて融資先に金利を上乗せした分を地道に返済していくことになります。

銀行融資

一方ファクタリング会社を利用した場合は、当然あなたの会社の状況を見られこともありますが、銀行のような詳しい調査や審査は行なわれません。

なぜなら……

ファクタリングは融資ではなく売掛金の買い取りだからです。

ですから、ファクタリングの場合はあなたの会社よりその売掛金の取引先の会社の信用度がチェックされることになります。売掛金をきちんと期日にあなたの会社に送金してくれる会社かどうか、そこを見られることになります。

銀行は、返済能力があるかどうかあなたの会社を見る
ファクタリング会社は、売掛金を支払えるかどうか取引先の会社を見る

このような大きな違いがあるんですね。銀行などの融資とファクタリングの違いをご理解いただけたでしょうか?

ファクタリングの2つの方法

ではもう少しファクタリングについて具体的な話をしていきましょう。このファクタリングを行なう際には2つの方法があります。それは

2社間ファクタリング3社間ファクタリングの2種類です。
まず2社間ファクタリングですが、これはあなたの会社とファクタリング会社という2社間です。一方3社間ファクタリングは、あなたの会社とファクタリング会社と売掛金のある取引先のA社(ここでは便宜上A社とします)の3社間です。

それぞれの違いを見ていきましょう。

2社間ファクタリング

2社間ファクタリングはあなたの会社とファクタリング会社の間での契約や取引になります。繰り返しになりますが、ファクタリングとはあなたの売掛金を債権として買い取ってくれ、即現金化してくれるサービスになります。

メリット
2社間なので取引先に知られる心配がありません。あなたが売掛金を買い取ってもらったという事実が取引先に知られることはありません。つまりキャッシュがなくて困っているとか、資金繰りで苦労しているといった印象を与えることはないというメリットがあります。もしそのような印象を与えてしまうと、倒産するかもしれない危険な取引先とみなされる場合もありますからね。

デメリット
手数料が高い。2社間ファクタリングは3社間ファクタリングに比べて手数料が割高となるというデメリットがあります。ファクタリング会社によっても違いますが、買取売掛金額の10%~30%が手数料となります。

2社間ファクタリング

なぜ手数料が高いの?
これはファクタリング会社のリスクが高いからと言えます。2社間ファクタリングの場合は、ファクタリング会社からしてみれば次の3つのリスクが存在することになります。
・取引先からあなたの会社に実際に売掛金が支払われないかもしれないリスク
・売掛金の回収までにあなたの会社の経営が維持できないかもしれないリスク
・取引先から売掛金が支払われてもそのお金をあなたがファクタリング会社に送金しないかもしれないリスク

真面目に会社経営をされている社長さんたちにとっては、少し失礼な話ではありますがファクタリング会社からするとこのような3つのリスクが存在するため、2社間ファクタリングは手数料が高いということになります。

一方3社間ファクタリングとはどのようなものでしょうか?

3社間ファクタリング

3社間ファクタリングは、あなたの会社とファクタリング会社と売掛金のある取引先のA社の3社間による契約になります。3社がすべて合意している必要があります。ファクタリング会社が取引先のA社に、あなたの会社から売掛金を買い取ることになるがそれでもよいか?という承諾を得なければこの3社間ファクタリングは成立しません。

メリット
手数料が安い。売掛買取額の1%~5%が相場となっています。これはファクタリング会社のリスクが低いからといえます。この場合売掛金は取引先A社から直接ファクタリング会社に送金されることになります。

あなたの会社を通さない仕組みですから、もし期日までに取引先のA社が売掛金を送金しないならば、ファクタリング会社は直接A社に督促し回収することができます。

しかし、すでに審査の時点で取引先A社の支払い能力についてはチェック済みですので、問題なく送金される可能性が高いためファクタリング会社からすると回収できないリスクはほとんどないため、手数料はかなり安いということになるんです。

デメリット
取引先にファクタリングを利用することが分かってしまう。一時的なものかもしれませんが、あなたの会社の資金繰りが厳しいという事実が分かってしまうというデメリットがあります。そのため今後の取引に影響が出る可能性もあります。

またこの3社間ファクタリングは取引先の承諾も必要になってきますが、そもそも承諾してもらえないかもしれないという問題もあります。ファクタリングが不成立になり、なおかつこちらの資金難の現状も分かってしまうというそういった危険性もあります。

3社間ファクタリング

いかがでしょうか?ファクタリングの仕組み、かなり理解されてきたでしょうか。

ファクタリングを利用するメリットは?

ファクタリングのメリット

このようなファクタリングの仕組みがあるのですが、では実際にファクタリングを利用するメリットは何かということについてご説明いたします。

キャッシュフローが良くなる

最大のメリットはこれでしょう。通常であればまだ先にしか入ってこない現金が今すぐに用意できるので、必要な支払いなどを済ませることができます。

従業員の給料や急なトラブルの対応、仕入れ金など使い道も自由です。現金は会社の血液とも言われますから、キャッシュが手元にすぐに用意できるというのは本当にメリットですよね。

 カンタンに契約できる

銀行からの融資などはあなたの会社の経営状況を過去にまでさかのぼってチェックされます。また用意しなければいけない書類も多く、審査にも時間がかかります。でもファクタリングの場合は比較的簡単に資金調達が可能です。

特に2社間ファクタリングの場合は、取引先からの承諾も必要ありませんので、すぐにキャッシュが必要という場合でも対応してもらえるメリットがあります。

負債扱いにならない

金融機関による融資などは借金つまり負債という形になりますが、ファクタリングの場合は負債ではないため貸借対照表などにもそのように記載する必要がありません。

ファクタリング会社によるファクタリングは、※償還請求権無しというのが一般的であり、負債として数えられることはありません。

ですから銀行などとの取引にも影響が及ぶ心配はありません。つまり信用度は変わらない、むしろ貸借対照表がスリム化されますので信用度がアップするとも言えます。

※償還請求権無しとは?
売掛金を債権としてファクタリング会社に買い取ってもらった後に、たとえば売掛先の会社が倒産してしまいファクタリング会社が売掛金を回収できなかったとしても、あなたの会社にはそのお金は請求されないという意味です。一方銀行やノンバンク系のファクタリングでは、償還請求権有りとされている場合が多く、これは取引先が倒産した場合は、あなたの会社に請求がくることを意味します。ファクタリング専門の会社は償還請求権無しで契約しているところがほとんどです。

担保が不要

銀行などから融資を得ようと思えば当然担保が必要になります。しかしファクタリングは売掛金を買い取ってもらうために担保が不要です。担保も連帯保証も必要のないのがファクタリングです。

ファクタリングに向いている会社とは?

ファクタリング契約

あなたの会社はファクタリングを利用するのに向いているでしょうか、それとも向いていないでしょうか?次のような会社はファクタリングを活用する価値があると言えます。あなたの会社は当てはまるでしょうか?

銀行などから融資を断られた

銀行などの金融機関に融資のお願いをしたけれど断られたり、難色を示された場合はファクタリングは大いに活用できます。金融機関の審査は時間もかかりますし、かなり会社の経営状態を細かくチェックされます。その結果融資の判断が下りないということはよくあります。

そういった場合ファクタリングを利用する価値があります。なぜならこのサイトでも取り上げてきましたが、ファクタリングはあなたの会社の信用度というよりは、売掛金のある取引先の会社の信用度を重視するからです。

たとえあなたの会社の経営状態があまりよくなくても、取引先の経営状態が良いものならばファクタリング会社の審査は通りやすいと言えます。

信用度の高い取引先がある

上記と近い点ですが、売掛金のある取引先が大手であるとか、実績がある、支払い能力が高いなどの場合はファクタリング会社の評価も高くなるため資金調達できる可能性が高くなります。繰り返しになりますが、あなたの会社ではなく取引先の会社の信用度が高いというのが重要なポイントなんです。

売掛金の支払いサイトが長い

取引先との契約上、売掛金の回収までのサイト(期間)が長い場合は現金が入ってこないため資金繰りが厳しくなりますよね。このような回収までの期間が長い場合は、ファクタリングを利用して当面のキャッシュを手元に用意することができます。

黒字倒産を防ぎたい

経営難に陥り赤字のため倒産する会社や企業は多くあります。しかしご存じのように黒字倒産という悲しい状況も生じているのです。経営は黒字なのに当面の現金がないため支払いができず、あえなく倒産という訳です。これを防ぐためにキャッシュを用意できるファクタリングはありがたいサービスです。

上記のような会社や企業は、ファクタリングを活用する価値があると言えます。あなたの会社はいかがでしょうか?これに当てはまりますでしょうか?

オンラインで相談できるファクタリングの会社を知りたかったら この記事を読みましょう! ⇒https://factoring1.net/factoring-company/online-factoring-14selection/

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この記事を書いた人

自らの経験に基づいた、ファクタリングや与信管理に関する豊富な実績を持ち、これまでに数百社の取引をサポート。
当メディアでは企業の資金繰りに役立つ情報発信を行うとともに、中小企業向けにファクタリングのアドバイザリーサービスも提供しています。

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